20年程前
俺が
まだ
小岩に
住んでた頃
この漢がいる
小岩
KingKongCafe
REPOS
そこに
まだ
納豆チャーハンが
メニューに
あった
頃
俺は
金がなくて
JACK DANIELを
2杯程しか
呑めなかった
それでも
金を
手に出来ない事を
承知の上で
古着の道を
一生の道と
して
決意したのが
小岩に
住んでた
そんな頃
だった
自分が
JOHNNYを
やって
また小岩に
日々
いるように
なるなんて
想像も
出来なかった
その頃
己の道を
決断したのは
いいが
勢いで
手にした
トライアンフに
跨がり
金髪で
無駄に
イキがり
根拠のない
自信だけ
無論
己の力で
己の夢を
色んな意味で
カマせるはずも
なかった
その後も
いい事ばかりでは
決して
なかった
が
20年後に
この漢と
その頃と
同じ
小岩で
共に
VINTAGE
の
サイクロン
を
身に
纏えた
【Vintage Lewis Leather】
70s CYCLONE
BLACK
size : 36
【SOLD】
東京でやる事に
気嫌いしてたにも
関わらず
小岩に
JOHNNYが
来たのは
間合いと
縁が
重なった
から
しかしながら
それだけではない
ようにも
思う
何より
この漢に
サイクロンを
手渡せた事は
ただの
縁だけでは
ない
共にしてきた
時間が
あったから
こそ
共に
共有できた
気持ちが
あったから
こそ
仲間
という
軽い言葉は
あまり
好きではないが
そんな
漢達が
いてくれたから
でも
ある
俺が
いなかったら
サイクロンとは言わず
革ジャンすらも
手にしてないですよ
と
お前は
言ってたけどな
SHIGE
お前が
いなかったら
そして
REPOS
が
なかったら
俺は
金で買う事のできない
大切なモン
を
己がカマす
ジャンル以外の処で
手に
出来てなかった
20年前と
変わらず
たいして金はねぇけど
笑
誰もが
理解できる
燃やしたら無くなっちまう
そんなモン
よりも
縁深き
初心ありきの
この
小岩
で
金では買う事の出来ない
何にも替える事の出来ない
大切なモンを
手に
出来た
SHIGE
マジで
ありがとな
身に
纏った
漢
にしか
解からん
VINTAGE
革ジャン
を
己の
生き様の如く
己の
皮膚の様に
皮ジャン
として
共に
身に纏い
色んな意味で
これからも
爆走
カマして
共に
生きていこうや